ひとりしゃちょうのブログ

10年間ひとりで会社をやっている社長のブログです!!

Zoom飲み会をして感じたリモートワーク論的な雑談

昨日、仲間とZoom飲み会をした。コロナの影響かと言われればそうではなくて、遠距離に住んでいる人達で物理的に会えないからだ。LINE飲み会とかもその仲間達とやったことがあるのだが、Zoomの方が圧倒的に安定感があるなって感じた。LINEの場合、二人が同時にしゃべった場合、片方の発言が聞き取りにくくなってしまうのだが、Zoomはそこまでストレスがない。またノイズにしても結構クリアだし、途切れることもLINEに比べれば少ない気がする。別にZoomの回し者では無いが。

 

コロナの影響で、Zoomは少なくとも日本では爆発的に利用者数が増えていると思う。ヤフートピックスにも上がってきていたし、各媒体の広告、SNSでもよく見かける。コロナ発っていうのが切ないが、今後リモートワークはより加速していくだろう。膝を突き合わせないと仕事が進まないって時代とはいい加減おさらばして、在宅でも対応可能な職種はどんどん導入すればいいと思う。マクロに国家として見た場合でも、時間って限られた貴重なリソースなわけだし、移動に使うのはもったいない。

 

ただこういうのって、みんなで一斉に導入しないと、なかなか保守層を動かせられないんだよな。それこそ、夏場のスーツみたいに半袖は導入されたものの、未だにスーツ自体は淘汰されていない。普段僕は私服で事務所に来ているが、空気を読むタイプの人間なんで、やっぱり人と会うときはスーツを着る。一斉にスーツ廃止ってならない限り、日本ではなくならない。そもそも日本の文化じゃないのに、ありがたいことに日本人がスーツの文化を守ってるっていう。

 

まー、このリモートワークも、広がることは広がるだろうけど、どこまで浸透させられるかだな。妻が勤めている会社は人材系でそれこそパソコンがあればできる仕事だが、今日も東京に通っている。サーバーやらの関係で、全社員を在宅化するには5月までかかるらしい。当然そこには設備投資がかかるわけで、必要に迫られない限り経営者はお金を出さないだろう。となるとコロナの終息がいつになるかで決まってくるのか。経営者との我慢比べ。

 

あとは在宅で働く側の節度の問題、日本人は真面目だから最初はちゃんと取り組むんだろうけど、時間が経てばゲームとか私的な事をする人が出てきそう。まあリモートの場合、結局評価はアウトプットでしか計れないから実力主義になっていくか。同一労働同一賃金の流れと相まって、行き着く先は個の力が重宝される時代になりそうだな。格差社会をなくそうとしているけど、格差が広がりそうな流れ。サッカーの本田選手が言っていた「個」の力が、まさに大予言だったのかもしれない。そういう時代になってきている。